
DIYってなに?自分でなにかを作るっていうけどどんなことができるの?
DIY(ディー・アイ・ワイ)とは
DIYとはDo It Yourselfの略語で、直訳するとあなた自身で行えです。日本では、素人が自分でイスなどの家具を作ったりリフォームをしたりすることとして広く知られています。第二次世界大戦直後のロンドンで、市民が自分たちの手で街を復興しようと掲げたスローガンから始まったとされます。本来の意味では大企業に頼らず自分たちの手で行う草の根運動や、自作のゲームや音楽などを自分たちの手で広める活動などもすべてDIYです。DIYはなにかをすることというよりは、自分たちの手でなにかをしようと呼びかける精神そのものを指しているといえます。
従ってDIYで生み出されるのは、ハンドメイドのアクセサリーや小物などにとどまりません。先に上げた家具作りやリフォームはDIYの1部に過ぎず、自分で工夫して作り出したものはすべてDIYの作品となります。
初心者にもできる木材の塗装から始めてみる
DIY初心者が行うのに向いているのが木材の塗装です。見慣れた家具も色を塗り直すだけで見た目が変わり、使うときの気分も変わります。
木目を生かして塗り直したいときは、浸透性の塗料を使います。カラフルにしたいときや濃い色のものを塗り替えるとき、ヴィンテージ感を出したいときは塗膜ができるタイプの通常ペンキと呼ばれる塗料が適しています。
どちらの場合も下処理として表面に紙やすりをかけます。ニスが塗られているときはツヤがなくなるまで行いましょう。木目を残すときはハケで塗料を塗り、10分後に布で拭きとることを2~3回繰り返して好みの色になったら完成です。ペンキを塗るときはやすりをかけたあとハケで塗り、乾いたらもう1度塗って仕上げます。
消泡剤は、液体の表面に泡ができないように使用する添加物です。化粧品や食品の製造の際にも利用されています。